EDの基礎知識とバイアグラによる治療法

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EDの原因となる心理的な要因

予期不安

 過去に勃起せずに失敗した経験があると、その状況を思い出し、再び失敗することを恐れて不安・緊張が高まり、それによって性的興奮が起こりにくくなって、勃起ができなくなる。心因性EDの原因としては一番多いものである。

 これは、不安があって勃起できない、その経験がまた次の勃起障害を引き起こすという悪循環に陥ることになる。
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不安発作

 不安発作とは、急に動悸・息切れ・発汗・手指などの硬直などが生じてパニックに陥るものだが、さまざまな検査をしても身体的な異常を認められないものである。「このまま死んでしまうのではないか」という恐怖を覚え、救急車で病院に運ばれることもしばしば。この不安発作を経験すると、性行為のときの動悸や息切れが不安発作を誘発するかもしれないという恐怖や不安を抱くようになり、これがEDを引き起こす原因となる。
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軽症うつ病

 EDの原因となる心理的な要因のうち、軽症うつ病は、うつ病として治療が必要なほどではないが、慢性的な精神的疲労状態になり、気分がすぐれず、意欲も低下している状態である。性行為をしたいという「性欲相」が障害となり、勃起も起こらないという結果になる。
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不妊治療

 EDの原因となる心理的な要因のうち、パートナーの女性が不妊外来に通院中などに、男性側にEDが起こることが以外に多くある。排卵日には欲望が起こらなくても性交が求められるため、自分が種馬的な存在になっているように感じ、このことから逃げ出したいための現象、と考えられる。
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ターン・オフ

 勃起は起こるものの、無意識のうちに自分でスイッチを切るように欲望を消して、引き返してしまうのが、ターン・オフ。理由としては、女性の内臓を突き破るのではないか、あるいは膣に吸い込まれるのではないかなどの不安や、女性を気持ちよくさせることへの抵抗や不安から自分を守る、一種の自己防衛反応と考えられる。
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テクノ依存症、テクノストレス

 テクノ依存症は、コンピュータプログラマーなど、コンピュータに接する時間が長い、若い男性に多く起こる。人間とのコミュニケーションがうまくいかず、欲望自体が起こらなくなってしまう。一方のテクノストレスは、職場のOA化に適応できない中高年男性に多く、仕事や職場でのストレスで性行為どころではなくなってしまう傾向にある。
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夫婦関係のストレス

 EDは性行為における障害であるから、夫婦関係のストレスは大変大きなものである。家庭内における一番のストレスは、妻との関係である。夫婦仲がよければ、たまに勃起できないことがあっても、それが夫にとっての予期不安になることはないし、ターン・オフも起こりにくいのである。

 また、妻の理解不足もストレスになる。一度失敗したとき、妻が責め泣いたり、逆に母親のように過剰に慰めるのも、夫にとってはかなりストレスになる。
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ED・インポテンツを理解するための大切なポイント

 勃起不全とは、ドイツ語でインポテンツ(Impotenz インポ)のこと。近年ではED (erectile dysfunction) とも呼ばれる。陰茎の勃起は、副交感神経に依存しており、末梢神経障害、心因性、脊髄損傷などで十分な勃起が起きなくなることがある。この勃起機能の低下を勃起不全という。ストレスなどで一時的に陥ることもあり、また年齢を重ねるに従い勃起不全となる率も高くなる。40歳を過ぎると半数以上が勃起不全になると推定されている。最近は巷で三便宝なる薬も売られているが、その安全性は確かでない。また、まれに性的なことで勃起せず、それ以外の刺激で勃起するものもあるが、原因不明で、まれに見られることがある。

 バイアグラについて
 勃起不全の症状がある場合、バイアグラ(錠剤)を性行為の30分くらい前に服用するとペニスが勃起し、性行為が正常に行える。但しペニスに対する適切な物理的刺激がない場合には勃起は起こらず、また性的な気分を高揚させる効果はない。 さらに、この薬はペニスの勃起に効果はあるものの精液の量を増やす効果はなく、射精時にあまり精液が出ない、いわゆる「空撃ち」状態になると射精の快感は半減する。

 1998年にアメリカ合衆国で販売を開始。発売直後からマスコミやインターネットなどで「夢の薬」「画期的新薬」と騒がれ、多くの個人輸入代行業者が手がけるようになった。

 このような事情からか、この手の新薬としては極めて異例な短期間で当時の厚生省の製造承認が下り、1999年1月25日に日本でのバイアグラの製造が正式に承認され、同年3月23日よりファイザーから医療機関向けに販売された。なお日本国内の医療機関で処方されている剤形は、25 mg 錠または50 mg 錠(一錠に 25 mg ないしは 50 mg の有効成分が含まれる)だが、ファイザーが米国等海外に於いて製造・発売している剤形には、100 mg 錠もある。しかしこの 100 mg 錠は日本国内での製造承認は出ておらず、医療機関では処方されていない。

 日本で正規に入手するためには医師の処方箋が必要な上、健康保険の適用外で自由診療のため、各医療機関が価格を定めることができるが、1錠およそ1,500円程度となっている。一方、用途の関係から医療機関や薬局へ出向くのが恥ずかしいこともあり、依然として個人輸入代行業者による販売が行われている。こうした業者の販売する薬物からは、偽物が発見される事もある。
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