EDの基礎知識とバイアグラによる治療法

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EDに関する用語集

NO薬

 「一酸化窒素供与薬」とよばれ、成分に一酸化窒素が入っている薬剤のこと。硝酸薬とともに、「バイアグラ」との併用はできない。
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カウンセリング

 相談や助言を通じて、相談を受ける人(カウンセラー)が相談をもちかける人(クライアント、カウンセリ-)の成長や問題解決、より積極的な適応を援助する過程。カウンセラーは臨床心理士や教育相談員、臨床医など、カウンセリングや心理、相談内容に関しての専門的な知識と技能を持った人でなければならない。
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完全型ED・不完全型ED

 完全型EDとは「つねに勃起ができない」タイプ。重度EDともいう。これに対し、不完全EDは「しばしば勃起できない」もの。中等度EDという。「たまにできない」タイプは軽度EDである。わが国では、重度と中等度のEDを合わせると980万人に達すると考えられる。
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既往歴

 既往症、病歴ともいう。過去にかかった病気をはじめ、アレルギーなどの体質や健康状態などに関する記録。出産の状況、月経、妊娠、くすりの服用、輸血の有無、かかった病気などが含まれる。
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器質性ED・機能性ED

 器質性EDとは、身体のどこかに問題があって、EDが起こるもの。血管、陰茎、内分泌、神経などに問題がある例があり、各々独自の方法で鑑別することができる。

 これに対し、機能性EDは、身体には特に問題がないが、機能が十分に果たせないため勃起障害が起こっているもの。心因性(心理的な要因が原因となっているもの)と精神病性とがある。しかし、器質性か機能か明確に区別できない例や、両方が重複している例もある。若いうちは心因性が多く、50代を過ぎると器質性EDが増えてくる。
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禁忌

 治療行為や、薬剤の処方・配合などが、患者の状態を悪化させるもの。たとえば、EDの治療にバイアグラを用いることは、最近6ヶ月以内に脳梗塞や脳出血、心筋梗塞を起こした人に再発の危険を招く。また硝酸薬やNO薬との併用は降圧作用を増大することがあるなどの理由で、禁忌となっている。
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クエン酸シルデナフィル

 商標名「バイアグラ」とよばれるED治療薬の化学成分名。ホスホジエストラーゼ5(PDE5)の阻害剤で、もともとは狭心症の薬として開発されたものだが、その効果は少なかった。その後、プラセボを用いた無作為比較試験によってEDへの有効性が証明され、経口の勃起不全治療薬となった。EDにはNO(一酸化窒素)の放出が少なく、勃起に必要なcGMP(サイクリックGMP)が蓄積されない人が多い。

 クエン酸シルデナフィルはcGMPを分解する働きをするPDE5を抑えるため、cGMPがたまって勃起が起こりやすくなる。
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血管障害

 血管(おもに動脈)に、障害が起こるもの。代表的なものは動脈硬化症。人は、年をとるとともにある程度血管に障害を起こしてくるが、心臓の筋肉に酸素や栄養を運んでいる冠状動脈あy、脳の動脈など、特定の個所の動脈硬化が異常に進行すると、問題となる。血管障害にはこのほか動脈内腔が狭くなる病気や、静脈瘤、血栓性静脈炎などの病気もある。
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心血管系障害

 「循環器系の病気」ともいう。心臓や血管の病気で、おもに動脈硬化や高血圧症や、それが重くなって起こってくる病気(狭心症、心筋梗塞)と、その後遺症など。そのほか、不整脈、心房細動、心房粗動、発作性頻脈症、房室ブロックや、心筋の病気、心臓の弁の病気、心膜の病気などもある。
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心理テスト

 人の心理面の状態やパーソナリティをチェックする心理測定テスト。おもに質問に答えてもらって、その結果を分析評価する方法(質問紙法)が多いが、意味があいまいな図や言葉を刺激として与え、そこからの連想や意味付けを求めるテスト(投影法)など、さまざまなテストがある。病気の診断の場においては、病気の原因や成り立ちに心理的な要因がいかに関わっているかなどを調べる目的で用いられる。
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治療的診断

 病気の診断にあたって、治療に反応するかどうかによって診断をすること。問診や簡単な検査でほぼ診断がついた場合、予想される病気に適切と思われる治療を行い、よい経過をたどればその病気だと診断が確定される。「バイアグラ」はEDの治療的診断に用いられ、これが効けば手術などの必要がないEDと診断される。
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テストステロン

 精巣でつくられる男性ホルモン。ペニスが成長したり性毛が生えたりという思春期の男性化を促す中心となる。性ホルモンは、脳下垂体から分泌される間質細胞刺激ホルモン(女性の黄体形成ホルモン)と精子形成ホルモン(同じく卵黄刺激ホルモンにあたる)の働きによって分泌される。ED治療において、テストステロンの血中濃度の少ない患者には、ホルモン補充療法としてテストステロンの注射も行われる。
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プラセボ(プラシーボ)

 偽グスリのこと。薬物の効果には、薬物の化学的成分による効果でけでなく、効くと思って飲むとその効果が高まるという心理的な効果もある。そのため、薬効のないたとえば小麦粉のようなものでも、治療効果をあげることがあり、こうした体には何の影響もないものをプラセボという。

 プラセボは、薬物自体の効果を調べる「二重盲検法」に用いられる。これは、くすりを投与する側、飲む側のどちらにもわからないように、薬とプラセボを飲ませ、その効果の違いを判定するもの。
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プロスタグランジンE1(PGE1)

 プロスタグランジンはもともと人体にある物質で、生体の細胞膜のリン脂質から、アラキドン酸を仲立ちにしてつくられる。妊娠の最後の時期や分娩期には、羊水やへその緒、母体の血中などにプロスタグランジンが増えることが知られている。プロスタグランジンE1は、子宮収縮薬、胃潰瘍の治療薬に用いられるが、EDでは血管作動薬として検査や治療に用いられる。
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夜間陰茎勃起

 器質的に問題のない男性の場合、夜眠っている間にレム睡眠と並行して3~6回、勃起現象が起こる。これは、性的な刺激に伴うものではなく、生理的な反射の一種。このなごりが、「朝立ち」ともよばれる早朝勃起である。EDの場合、夜間勃起が生じれば器質的な問題はないことがわかるのだが、睡眠中は勃起の自覚がないので、ジェクスメーターなどによって検査する。
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薬暦

 個人がどんな薬を飲んだりつけたりしてきたかという歴史。薬に対するアレルギーのある人はいうまでもなく、そうでなくても副作用や相互作用の危険を避けるために、薬暦をしっていることは非常に重要。このため、薬局によっては「お薬手帳」などをわたし、病院でもらう薬や市販薬を使ったときの記録を書くことを勧めているところもある。かかりつけの薬局を持っていると、薬暦の記録にも有利である。
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レム睡眠・ノンレム睡眠

 レム(REM)とはrapid eye movementの略で、レム睡眠とは、眼球の急速な運動をともなう睡眠相のこと。脳波、あごの筋電図などによって判定される。筋緊張が下がる、呼吸が不規則になる、夢を見やすいなどが特徴で、体はぐったりしているのに、脳波はめざめに近い状態になっている。眼球が動かないノンレム睡眠にくらべ、レム睡眠は眠りが浅いとされ、古い型の眠りとも考えられている。これに対してノンレム睡眠は、新しい大脳皮質を休ませるための眠りで、深い、ぐっすりとした眠りとなる。
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プロラクチン

 泌乳刺激ホルモンともよばれ、お乳の生産に重要なホルモン。男性でも毎日分泌されている。
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ED・インポテンツを理解するための大切なポイント

 勃起不全とは、ドイツ語でインポテンツ(Impotenz インポ)のこと。近年ではED (erectile dysfunction) とも呼ばれる。陰茎の勃起は、副交感神経に依存しており、末梢神経障害、心因性、脊髄損傷などで十分な勃起が起きなくなることがある。この勃起機能の低下を勃起不全という。ストレスなどで一時的に陥ることもあり、また年齢を重ねるに従い勃起不全となる率も高くなる。40歳を過ぎると半数以上が勃起不全になると推定されている。最近は巷で三便宝なる薬も売られているが、その安全性は確かでない。また、まれに性的なことで勃起せず、それ以外の刺激で勃起するものもあるが、原因不明で、まれに見られることがある。

 バイアグラについて
 勃起不全の症状がある場合、バイアグラ(錠剤)を性行為の30分くらい前に服用するとペニスが勃起し、性行為が正常に行える。但しペニスに対する適切な物理的刺激がない場合には勃起は起こらず、また性的な気分を高揚させる効果はない。 さらに、この薬はペニスの勃起に効果はあるものの精液の量を増やす効果はなく、射精時にあまり精液が出ない、いわゆる「空撃ち」状態になると射精の快感は半減する。

 1998年にアメリカ合衆国で販売を開始。発売直後からマスコミやインターネットなどで「夢の薬」「画期的新薬」と騒がれ、多くの個人輸入代行業者が手がけるようになった。

 このような事情からか、この手の新薬としては極めて異例な短期間で当時の厚生省の製造承認が下り、1999年1月25日に日本でのバイアグラの製造が正式に承認され、同年3月23日よりファイザーから医療機関向けに販売された。なお日本国内の医療機関で処方されている剤形は、25 mg 錠または50 mg 錠(一錠に 25 mg ないしは 50 mg の有効成分が含まれる)だが、ファイザーが米国等海外に於いて製造・発売している剤形には、100 mg 錠もある。しかしこの 100 mg 錠は日本国内での製造承認は出ておらず、医療機関では処方されていない。

 日本で正規に入手するためには医師の処方箋が必要な上、健康保険の適用外で自由診療のため、各医療機関が価格を定めることができるが、1錠およそ1,500円程度となっている。一方、用途の関係から医療機関や薬局へ出向くのが恥ずかしいこともあり、依然として個人輸入代行業者による販売が行われている。こうした業者の販売する薬物からは、偽物が発見される事もある。
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