アケビ:メディカルハーブ・アロマ事典

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アケビ

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 アケビ(木通・通草)は、アケビ科の蔓性落葉低木の一種。あるいはアケビ属に属する植物の総称。

 名前の由来は、果実が熟すと実がさけるので、「開け実(アケミ)」から転訛(てんか)して、アケビの名になったという説や、古くに、朝廷に献上したという果実が割れない「むべ」という、アケビに似た果実と比較して、「あけむべ」から転訛(てんか)して、アケビの名になったという説があります。

 また、漢名の「木通(もくつう)」とは、つるを切って吹いたり吸ったりすると、空気が通るからついた名だという。

 アケビの仲間には、アケビ、ミツバアケビ、ゴヨウアケビの3種類があり、葉で見分けられます。アケビは小葉5枚からなる掌状複葉で、小葉は楕円形で縁に鋸歯がありません。ミツバアケビは小葉が3枚で、縁に波状の大きな鋸歯があります。ゴヨウアケビは小葉は5枚ですが縁に鋸歯があり、アケビとミツバアケビの雑種と考えられています。3種類とも落葉性の蔓植物で、秋においしい実をつけます。

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