アロエベラ:メディカルハーブ・アロマ事典

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アロエベラ

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 アロエ(蘭: Aloe)はアロエ科アロエ属の多肉植物の総称。現在までに300種以上が知られている。日本ではキダチアロエとアロエベラ、シャボンアロエの3種がよく栽培される。原産地はアフリカ南部、およびマダガスカル。古くは蘆薈(ろかい)と称した。

 アロエ属の科は分類体系によって異なっており、アロエ科、ユリ科、ツルボラン科のいずれかとなる。

【解説】
 ねばねばした成分『ムチン』と呼ばれる成分は、筋肉、皮膚、各種器官軟骨などの結合組織に含まれ、弾力性・水分を保ち、特に浸透性が強く、皮膚細胞を若く保ってくれます。

 日焼け後のヒリヒリ、しもやけ、すり傷、虫さされ、のどの痛み、胃痛、便秘などその効能は限がないというほどで、「医者いらず」といわれています。皮膚薬として使う場合には葉肉をガーゼなどにすりつけて患部に貼っておくと効果があります。日焼けなどで患部が広い場合には湯船に刻んだ葉を入れてアロエ風呂にすると鎮静に効果的。保湿効果もあるので女性の方には、一石二鳥です。

 アロエベラの葉肉部分をジュースやヨーグルト、ゼリーなどに入れて、食べることもできます。

 また、アロエベラの葉1枚をトゲをとり、よく水洗いしてから1~2㎝幅にきざむ、布袋にきざんだアロエを入れ、アロエが外に出ないようにしばって湯船にいれます。浴槽に入りながら、アロエ汁を絞り出すように袋をもみほぐしてアロエ風呂を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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