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シロツメクサ
シロツメクサ(白詰草、別名:クローバー)は、マメ科シャジクソウ属の多年草。原産地はヨーロッパ。花期は春から秋。
日本においては、明治時代以降、飼料用として導入されたものが野生化した。茎は地上を這い、葉は3小葉からなる複葉。花は葉の柄よりやや長い花茎の先につく。色は白。名前はガラス製品を輸入した際に緩衝材として荷物に詰め込まれていたことに由来する。
似た植物に、ムラサキツメクサ(アカツメクサ)、ベニバナツメクサ、タチオランダゲンゲ、ツメクサダマシなどがある。
シロツメクサが日本に渡来したのは江戸時代であり、花を乾燥してガラス器などの緩衝剤として詰め物にしたものから発芽したものであるという。地表直下から地表を匍匐する地下茎があり、所々から葉や花を付ける。3つの小葉を付けるのが普通であるが、4~6枚の小葉をつけることもあり「幸せを呼ぶ四つ葉のクローバー」として親しまれている。
葉は柔らかいが、踏みつけや刈り取りには結構強く、地表近くに張り巡らした茎から迅速に再生してくる。マメ科であるので根には根粒が形成され、空中窒素の固定能力があるのでグランドのような荒れ地にも生育している。牧草として利用されてきたが、緑化にもよく利用される。
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