スギナ:メディカルハーブ・アロマ事典

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スギナ

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 スギナ(杉菜)は シダ植物のトクサ植物門トクサ科トクサ属の植物。

 スギナはホーステールとも呼ばれます。北海道から九州、北半球の暖帯から寒帯にかけて広く分布する夏緑性の多年生のシダ植物です。鉄やリン、マグネシウム、カルシウムナドノミネラルが多く含まれていて、その中でもカルシウムの含有量はほうれん草の150倍とも言われています。

 またスギナにはケイ素も豊富に含まれ爪や髪に栄養をあたえ、骨を丈夫にします。葉緑素の含有量も多いため、自然治癒力の増進も期待されている。スギナには血糖値を下げる働きがあり、利尿作用、肝炎、腎臓行、膀胱炎、肝臓病などに効果があります。

 漢方薬、民間薬として解熱、せき止め、去痰、止血、手足の荒れ、皮膚炎に効果があるとされ、特に冷え対策として腎臓の強壮に役立ちます。また生汁は、うるしにかぶれたとき直接患部に塗ると炎症を抑えてくれます。

 【お茶として】
 乾燥させ煎じて飲むみます。市販もされています。ほかのハーブとブレンドしても活用できます。

 【お料理として】  玉子とじや、汁の実、酢の物、ごまあえ、みそあえ、つくだ煮など。

 また、浸出液(スギナ茶を濃くだしたもの)は、ゆるんだ組織、血行の悪い肌に良いといわれています。蒸気浴や手浴や足浴をしたり、トラブルのある部分に湿布したりするのにも効果があります。

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