クラリセージ:メディカルハーブ・アロマ事典

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クラリセージ

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 クラリセージとは、エッセンシャルオイル(精油)がアロマセラピーに使われています。女性特有の月経の不調、月経痛などを解消する、オイルマッサージにも使われています。

 常緑小低木で南ヨーロッパに広く分布する。クラリセージオイルには気持ちを高揚させる働きがあり、陶酔に近い状態に導かれる。憂うつや、神経疲労を和らげ、内面的な落ち着きを確保し、多幸感を感じたり意気揚々とした気分にさせる。神経を安定させる作用は、月経前緊張症、更年期障害、中年期の危機に起因する感情やホルモンのアンバランスな状態に有効である。

 [香り]
 甘いナッツのような、ハーブ調の芳ばしい香り。

 [相性のいい精油]
 グレープフルーツ、サイプレス、サンダルウッド

 [植物の特徴]
 原産地はヨーロッパ。最近はアメリカでもみられます。60センチほどの草の葉と花の一部からエッセンシャルオイル(精油)が得られます。

 [芳香剤としての歴史]
 昔は眼の洗浄に使われました。イギリスではビールのホップ代わりに使われた時代もあります。現代では、香水の成分としてよく使われます。

 [ヒーリング作用]
 強壮作用、駆風作用、血圧降下作用

 [肌への効果]
 細胞とりわけ頭皮の代謝を高め、毛髪の成長を促します。その一方で皮脂の生成を抑え、フケをおさえます。

 [精神作用]
 体を温める作用があり、気分を落ち着かせ、幸福感で満たしてくれます。

 [身体的作用]
 子宮の安定を促すことから、月経を正常化したり安産を促す作用があります。産後のうつ症状を緩和して気分をリラックスさせます。薬物の使用を断った人が陥るパニック症状を和らげる働きもあります。

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