オールスパイス(ピメント):メディカルハーブ・アロマ事典

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オールスパイス(ピメント)

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 オールスパイス(allspice)は、フトモモ科のピメント(pimento、学名Pimenta dioica Merrill)の果実または葉で、香辛料として用いられる。名前の由来は、シナモン・クローブ・ナツメグの3つの香りを併せ持つといわれることから。

 実際に、クローブにも似たスパイシーな味と香りを持つ。果実や葉、つぼみを乾燥した後、ピクルスやソース、ソーセージなどに用いられる。

"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%B9" より作成

 [香り]
 刺激的でスパイシーな温かみのある香り。

 [相性のいい精油]
 オレンジ、ガルバナム、ジンジャー

 [植物の特徴]
 原産地は西インド諸島。高さ9メートルほどの常緑樹で、その葉と赤褐色の実を蒸留してエッセンシャルオイル(精油)を抽出します。

 [芳香剤としての歴史]
 精油の蒸留が始まったのは20世紀に入ってから。中米で飲料や整髪料の成分として使用されています。ヨーロッパでは北欧で食品の香りづけによく使われます。

 [ヒーリング作用]
 引赤作用、強壮作用、駆風作用

 [肌への効果]
 よく分かっていません。ただし量が多すぎると皮膚と粘膜を刺激するので注意が必要です。

 [精神作用]
 疲れきった精神を慰め、元気付ける作用があります。

 [身体的作用]
 血液循環を活性化し体を温める力が高いので、冷え性によく効きます。これは風邪や呼吸器系の症状にもうまく作用するでしょう。胃痛や関節炎、頭痛、歯痛などの痛みを緩和する作用もあります。

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