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ニシキギ
ニシキギ(錦木)とはニシキギ科ニシキギ属の落葉低木。
日本・中国に自生する。 紅葉が見事でモミジ・スズランノキと共に世界三大紅葉樹に数えられる。 庭木や生垣、盆栽にされる。 若い枝では表皮を突き破ってコルク質の2枚の翼(ヨク)が伸長するので識別しやすい。なお、翼が出ないものもあり、コマユミと呼ばれる。
初夏にあまり目立たない花を咲かせ、秋に実が赤く熟す。紅葉が特に美しく、秋が最も観賞価値がある。
和名は、秋の紅葉が美しい樹木で、その姿が豪華な錦(にしき)の織物のようなところからニシキギ(錦木)と呼ばれている。庭木としてもよく植えられている。薬草として用いられ翼を採取して黒焼きにし、その粉末を飯粒と混ぜ合わせてよく練って、和紙または布に広げてトゲの刺さった箇所に張ると、トゲが浮いてきて抜けやすくなるといわれている。果実はシラミの駆除に利用していたため、シラミコロシの別名もある。
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