セリ:メディカルハーブ・アロマ事典

« スベリヒユ | メディカルハーブ・アロマ事典トップページ | センブリ »

スポンサードリンク

セリ

セリ.jpg
 セリ科はニンジンやパセリの仲間を含む。芳香を持ち、ハーブとして使われる種を多く含む。

 特徴的な散形(傘形)花序をつけるので、古くは散形[傘形]科(さんけいか)と呼ばれた。子房下位で果実は分果(2個に割れる)。

 春の七草のひとつで、ミツバ、フキ、ウド、ワサビとともに日本の野草から野菜になったもの。 小川や田や湿地に自生するセリは、丈が低く茎は紫褐色で香りが強いのに対して、栽培品は茎が長く青緑色で香りも少ないのが特徴。

 生のセリは、野菜としてそのまま食べると大きな薬効を期待できる。 全草を採り、生のまま、鍋物や汁の実、塩を入れてゆでて水にさらしてから、おひたし、ごまあえはすりごま、しょうゆ、みりんかハチミツを加える。また、サラダ、天ぷらなどにも用いられる。

スポンサードリンク