セロリ:メディカルハーブ・アロマ事典

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セロリ

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 セロリ(英名:celery、学名:Apium graveolens L.)はセリ科の植物。オランダミツバ、清正人参(きよまさにんじん)とも呼ばれ、コーネル、トールユタなどの品種がある。中国で改良されたキンサイ(芹菜、英名:Chinese celery、学名:Apium graveolens var. dulce)は広東セロリやスープセロリとも呼ばれる。葉、茎、根、実、ほぼすべての部分を食用にできる。独特の強いにおいがある。

 セロリはカロチンとビタミンCを多く含んでおり、カロチンは全身の代謝をよくし、ビタミンCはストレスに対する抵抗力をつけたり、健胃、血圧降下、鎮静などの効果 があります。

 食物繊維は整腸やコレステロールの低下に効果 があります。香りの成分にはセダノリッドとセネリンがあり、精神安定、食欲増進、頭痛に効果 があるようです。

 [香り]
 フレッシュで温かみのある香り。

 [相性のいい精油]
 アンジェリカ、オレンジ、カモミール

 [植物の特徴]
 エッセンシャルオイル(精油)の主要産地はインドとフランス。高さ60センチほどの草にできる褐色の種子を砕いて精油を抽出します。

 [芳香剤としての歴史]
 古代には宗教的な儀式に使われましたが、17世紀以降に食用での使用が拡大しました。

 [ヒーリング作用]
 強壮作用、駆風作用、血圧降下作用

 [肌への効果]
 体のむくみを解消し、ほてった肌を冷まします。

 [精神作用]
 中枢神経系に作用して、気持ちを落ち着けます。

 [身体的作用]
 大きな利尿作用があり、体内に滞留した水分の排出を促すとともに、血液を浄化します。また血圧を低下させる作用があり、心臓への負担を緩和する働きがあります。

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