セントジョーンズワート:メディカルハーブ・アロマ事典

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セントジョーンズワート

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 セントジョーンズワートは一般的にセイヨウオトギリソウ(Hypericum perforatum、西洋弟切草、英語では Klamath weed、Goat weedとも呼ばれる)という植物種のことを指す。

 近年うつ病治療の観点から注目を集めているハーブである。

 セントジョーンズワートが気分の落ち込みを和らげる効果があるのは、ヒペルフォリンとヒペリシンという成分が含まれているため。これらがストレスを消す効果は2つあります。

 1つは、神経伝達物質を分解するモノアミン酸化酵素の働きを抑える効果。もう1つは、脳内にあるセロトニンが他の神経細胞に再吸収されるのを防ぐ効果です。この2つの働きが脳内のセロトニン濃度を上昇させ、気分の落ち込みを改善する効果をもたらします。

 また、人に会うのが億劫(おっくう)、毎日を意欲的に送れない、自己嫌悪に陥りやすい、自信が持てないといった、軽度のうつ気分を明るくします。

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