オレガノ:メディカルハーブ・アロマ事典

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オレガノ

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 オレガノ (Oregano、学名 Origanum vulgare ) はシソ科の多年草。ヨーロッパの地中海沿岸地方が原産。香辛料として使われる。和名はハナハッカ(花薄荷)。広義には、O. compactumやO. majorum、観賞用のO. rotundifolium、O. pulchellum、ハイブリッド種などOriganum属全般を指す。

 オレガノ入りの浴湯はリラックス効果が高い。オレガノティーはセキが止まらない時や、神経性頭痛や過敏症、一般的な疲労、生理痛などによい。オレガノの葉を噛むと一時的な歯痛止めになる。花のドライはクラフトによく利用される。

 [香り]
 ウッディーでややスパイシー。

 [相性のいい精油]
 アンジェリカ、ゼラニウム、タイム

 [植物の特徴]
 原産地は地中海沿岸諸国ですが、現在は世界的に生息しています。1メートル弱の毛深い茎が固くなって卵型の葉をつけピンク系の花を咲かせます。

 [芳香剤としての歴史]
 古代の昔は重要な儀式で重用されたほか、バスオイルにも使われました。その後、料理用、医療用に使われるようになりました。

 [ヒーリング作用]
 引赤作用、緩下作用、強肝作用

 [肌への効果]
 創傷が感染症で悪化したときなどに効き目を発揮します。シラミ退治にも効果があります。

 [精神作用]
 気分が落ち込んでいるときや、精神的な疾患に有効で、刺激剤の役割を果たします。

 [身体的作用]
 消化器系に作用する特徴があり、胃や肝臓の不調を鎮めて食欲を増進します。また呼吸器系にも有効で、喘息など気管の不調を和らげます。 頭痛や歯痛などの痛みを軽減する働きがあり、生理痛にも効くといわれます。

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