ギンバイカ:メディカルハーブ・アロマ事典

« レモンバーム(メリッサ) | メディカルハーブ・アロマ事典トップページ | マンダリン »

スポンサードリンク

ギンバイカ

ginbaika.jpg
 ギンバイカ(銀梅花)は、ミルテともいい、地中海沿岸原産のフトモモ科の常緑低木。花が結婚式などの飾りによく使われるので「祝いの木」ともいう。

 夏に白い5弁の花をつけ、雄蕊も多く目立つ。果実は液果で、晩秋に黒紫色に熟し食べられる。ローマ時代から女神に捧げる花として用いられ、その後も結婚式などの祝い事に使われ、純潔を象徴するともされて花嫁のブーケに使われる。

 [香り]
 フレッシュで甘くスッとする香り。

 [相性のいい精油]
 カルダモン、コリアンダー、スペアミント

 [植物の特徴]
 原産地は北アフリカとイラン。濃い緑色または青色の葉を蒸留してエッセンシャルオイル(精油)を抽出します。コルシカ産の精油が最高品質といわれます。

 [芳香剤としての歴史]
 昔からチックの症状緩和、呼吸器と尿路のトラブル解決、乳児用のパウダーなどさまざまな用途で使われてきました。

 [ヒーリング作用]
 去痰作用、駆風作用、駆虫作用

 [肌への効果]
 消毒・引き締め作用があるため、肌を浄化してにきびやかさぶたをきれいに治します。

 [精神作用]
 怒りを鎮静化します。

 [身体的作用]
 感染症全般を抑制する効果があるほか、利尿作用や膀胱炎、尿道炎など尿路のトラブルを解決します。またユーカリ油に似て安らかな眠りを促します。

スポンサードリンク