エスタラゴン:メディカルハーブ・アロマ事典

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エスタラゴン

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 キク科の多年草で,タラゴン・ビネガーにして保存する。

 シベリア(ロシア南部)、西アジア原産のキク科の多年草で、草丈は60センチほどになる日本で草餅に使う、よもぎ、と同じ仲間であるロシアンエストラゴンとフレンチエストラゴンの二種があり、フレンチエストラゴンのほうが香りが良い。ただ、売られていたのはロシアンばかりだった最近フレンチの根茎がフランスから輸入され、大量生産できるようになった。

 肉や魚料理によく使われ、サラダ、ピクルス、マリネ、にも欠かせない 酢漬け、塩漬け、にして保存する

 [香り]
 アニスに似たスパイシーな香り。

 [相性のいい精油]
 アンジェリカ、カモミール、キャロットシード

 [植物の特徴]
 エッセンシャルオイル(精油)はロシアやフランスで生産されますが、フランス産のほうが高級といわれます。高さ1メートル弱の草の全体から精油が抽出されます。

 [芳香剤としての歴史]
 古くから蛇や犬に噛まれた後の解毒作用が知られましたが、次第にビネガーなどの形で料理で広く使われるようになりました。フランス製の香水ではよく使われます。

 [ヒーリング作用]
 緩下作用、駆虫作用、駆風作用

 [肌への効果]
 ケガの消毒に有効です。

 [精神作用]
 わだかまりのある心を少しずつ解きほぐす働きがあります。

 [身体的作用]
 利尿作用があることから体内を浄化します。これにより関節炎の原因の一つである尿酸の形成が遅れます。また胃腸の調子を整え、食欲を増進し、しゃっくりを止める働きがあります。

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