オリーブ:メディカルハーブ・アロマ事典

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オリーブ

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 オリーブとはモクセイ科の植物で、果実がオリーブ・オイルやピクルスを作るときに利用されている。

 地中海地方が原産とされ、葉が小さくて硬く、比較的乾燥に強いことからスペインやイタリアなどの地中海地域で広く栽培されている。

 日本での栽培は香川県小豆島ではじめて成功した。現在は香川県、岡山県などで栽培されている。なお、オリーブは香川県の県の木、県の花に指定されており、イスラエルの国章にも使われている。

 ビタミンEをたっぷり含んでいろので、老化防止に効果があります。抗酸化作用のあるオレイン酸も多く含まれているため、コレステロール値の低下に効果があるとされ、ヴァージンオリーブオイルの中には、特にビタミンE、ポリフェノールなどの抗酸化物質が多く、動脈硬化の予防に効果があると言われています。

 また、子供の骨格の発育、ミネラル化(骨格組織へのカルシウム沈着)を促すと言われているオレイン酸が含まれています。さらにオリーブオイルは油脂の中でも胃に負担をかけず、朝の空腹時にスプーン1~2杯を取り入れれば、慢性の便秘解消に役立つと言われています。オイルだけでなく、黒く熟した果実を潰して塗れば解熱や毒素を抜く作用があるそうです。

 血圧降下作用により、高血圧、動脈硬化の予防や、糖尿病、狭心症、冷え性の方にも、効果があります。

 【ハーブティーの作り方】
 オリーブの葉をハーブティーとして飲用できますが、青臭い葉っぱのような香りで、シングルでは、あまりおすすめできません。

 また、イタリア料理や地中海料理には欠かせません。オリーブの実の塩漬けなど、料理の彩りや風味付けに欠かせません。

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