アミリス(サンダルウッド):メディカルハーブ・アロマ事典

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アミリス(サンダルウッド)

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 日本では「白檀」の名でよく知られています。虫除け効果が高く、古くから寺院の建材や、家具、扇子などの材料に使われています。また、芳香用のお香や線香にも活用され、日本人にとっては大変なじみの深い香りといえます。最も揮発性が低い種類で、持続性があります。

 [香り]
 ほのかに甘いウッディな香り。

 [相性のいい精油]
 原産地はハイチ。サンダルウッドという名でも知られます。低木で樹皮から得られる粘液でエッセンシャルオイル(精油)が作られますが、産地や樹齢で品質は異なってきます。

 [植物の特徴]
 アミリスは昔、薪や松明として使われました。木に油分がたっぷり含まれているからです。1920~30年代に中米からヨーロッパに木材が輸出され、エッセンシャルオイル(精油)が得られるようになりました。以後、香水の保留剤や石鹸・化粧品の成分に使われています。

 [芳香剤としての歴史]
 去痰作用、血圧降下作用、消炎作用

 [ヒーリング作用]
 炎症の緩和効果があるといわれます。

 [肌への効果]
 緊張を和らげる効果があります。

 [精神作用]
 残念ながらはっきり分かっていません。ただし鎮痙特性があり、咳や呼吸器系の症状を緩和すると考えられています。また血圧を下げたり、殺菌消毒作用もあるようです。

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