リツェアクベバ:メディカルハーブ・アロマ事典

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リツェアクベバ

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 リツェアクベバ(メイチャン)はクスノキ科の植物

 レモンを思わせる、甘酸っぱいフレッシュ香り。メイチャン、チャイニーズペッパーといった別名で呼ばれることもあります。中国料理の香りづけや、香水・石けんの原料に使われています。アロマテラピーの精油として世界に紹介されたのは1950年代のことで、比較的新しい種類ですが、レモングラスとほぼ同じ成分を含むことから高い人気となっています。

 リツェアクベバは中華料理の香りづけとして使用され、ガン性の腫瘍の治療にも使われていました。現在は石けんや香水、デオドラント剤の成分として広く用いられています。

 香りはフローラルで、甘い柑橘系の香りがし、気分を高揚させる、気持ちを明るくする働きがあります。

 また、気管支炎、喘息、吐き気、口腔カンジダ症に効果があるとされます。

 リツェアクベバは、強壮作用、駆風作用、抗うつ作用、殺菌作用、収斂作用、催乳作用、消毒作用などの働きがありますが、芳香が強力な精油なので控えめに使用しましょう。

 [香り]
 フローラルと柑橘系の混ざった甘い香り。

 [相性のいい精油]
 イランイラン、オレンジ、グアヤックッド

 [植物の特徴]
 原産地は中国とマレーシア。小さな木の果実エッセンシャルオイル(精油)が抽出されます。

 [芳香剤としての歴史]
 1950年代に初めて精油が抽出されました。中華料理の香りづけに使われるほか、石鹸、香水、デオドラント剤の成分として使われています。

 [ヒーリング作用]
 強壮作用、駆風作用、抗うつ作用

 [肌への効果]
 オイリーな髪の皮脂バランスを整えます。

 [精神作用]
 精神を刺激して気分を非常に高揚させます。

 [身体的作用]
 体全体を刺激して生気をよみがえらせます。また呼吸器系の強壮剤となり呼吸を楽にします。

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