クランベリー:メディカルハーブ・アロマ事典

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クランベリー

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 クランベリー(Cranberry)とはツツジ科スノキ属Oxycoccus節に属する植物。常緑低木。北半球、寒帯の酸性の沼地に見られる。クランベリーという名前はツル(crane)の好物であることからだが、花が開く前、茎、萼、花弁がツルの首、頭、くちばしに似ているからだという説もある。

 その果実は甘酸っぱく美味で、菓子やジャム、クランベリージュースの原料となる。七面鳥の丸焼きに添える甘いクランベリーソースは、アメリカ合衆国とカナダの感謝祭には欠かせない。

 クランベリーは尿道炎や膀胱炎に効果があります。またアメリカではクランベリーは泌尿器系疾患に最も効果があると評価されました。さらに、普段からクランベリーのミックスジュースを飲む高齢女性は、尿に含まれる細菌や膿がかなり少ないと結果付けられました。クランベリージュースを飲まない女性よりも、感染症が発生する確率が圧倒的に少ないことになります。

 また、パソコンなどによる眼の疲れにも効果が持てます。さらにアルプチンとビタミンが美白効果を示すため、働く女性の人気ナンバー1のハーブです。クランベリーはビルベリーと同様、強い抗酸化剤アントシアニジンを含みます。北米の先住民は、クランベリーを乾燥させたものを外傷の消毒に利用したりしていました。

 【ハーブティーとして】
 材料 (カップ約1杯分)
 100%クランベリージュース ・・・ 約100cc
 レモンバーム(フレッシュ) ・・・2枝(生葉を10~15枚程度)
 お湯 ・・・約100cc

 その他ジャム、ジュース、いろいろなお菓子にも。

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