サンショウ:メディカルハーブ・アロマ事典

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サンショウ

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 サンショウ(山椒)はミカン科サンショウ属の落葉低木。別名、ハジカミ。ハジカミはショウガの別名でもあり、その区別では「なりはじかみ」と呼ばれた。若葉は食材として木の芽の名称がある。アゲハチョウ科のチョウの食草でもある。

 サンショウは本州から九州、朝鮮半島に分布し、イヌザンショウと同様に伐採跡などに生育する低木であるが、イヌザンショウよりも大きくなる。若葉を香味料に利用するので、しばしば植栽される。棘は対生。

 山椒(さんしょう)は、苦味(くみ)チンキの原料でもあり、芳香辛味性健胃、整腸剤などに用いる。山椒(さんしょう)の成分のサンショオールやサンショウアミドは大脳を刺激して、内臓器官の働きを活発にする作用があるとされていて、胃腸の働きの弱くなった消化不良や消化不良が原因の胸苦しさ、みぞおちのつかえ、腹の冷え、腹部のガスの停滞、それに伴う腹痛に効果があるいわれる。

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