ミカン:メディカルハーブ・アロマ事典

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ミカン

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 ミカン。ミカン科は双子葉植物の科で約150属、900種からなる。木本または一部草本で温帯から熱帯に分布する。精油を含み芳香(または異臭)を有する。花に芳香のあるものも多い。

 カンキツ類(ミカン属、キンカン属、カラタチ属などのグループ)は果樹として非常に重要である。またサンショウ、コブミカンCitrus hystrix、オオバゲッキツMurraya koenigii(カレーの木とも呼ばれる)などは香辛料として用いられる。キハダ、ゴシュユ、ヘンルーダなど薬用に用いられたものや、ミヤマシキミなど有毒植物もある。観賞用に栽培されるものとしてボロニア、ゲッキツなどがある。

 またアゲハチョウ科のチョウの食草としても知られる。

 ウンシュウミカンは、ミカン科の常緑小高木、またはその果実。様々な栽培品種がある。

 日本の代表的な果物であり、冬になれば炬燵の上にミカンという光景が一般家庭に多く見られる。単に「ミカン」と言う場合も、普通はウンシュウミカンを指す。

 甘い柑橘ということから漢字では「蜜柑」と表記される。古くは「みっかん」と読まれたが、最初の音節が短くなった。

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