バーベナ:メディカルハーブ・アロマ事典

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バーベナ

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 バーベナはクマツヅラ科クマツヅラ属に属する植物の総称で、約250種の一年草および多年草を含む。高さは芝のように地面を這うものから1mを超すものまである。

 大部分はアメリカ大陸原産で、一部はユーラシア大陸などに自生する。葉はたいてい単葉で対生し、細かく裂けるものもある。花は小型で花弁は5裂し、色は白、ピンク、紫、青など、総状花序になる。園芸用に栽培される雑種が多数あり、ビジョザクラ(美女桜)などの名でも呼ばれる。

 [香り]
 メロンのような甘い香り。

 [相性のいい精油]
 イランイラン、カモミール、グレープフルーツ

 [植物の特徴]
 エッセンシャルオイル(精油)の生産地はアルジェリアとスペイン。淡緑色の葉と葉柄から精油が抽出されます。

 [芳香剤としての歴史]
 18世紀頃からヨーロッパの庭園に植えられ、ハーブティやリキュールとして親しまれました。眼の炎症や口内炎の治療にも使われました。現在は石鹸や香水に使われています。

 [ヒーリング作用]
 強肝作用、強壮作用、解熱作用

 [肌への効果]
 肌をやわらかくして、むくみを抑えます。

 [精神作用]
 副交感神経に働きかけて、抑うつとストレスを解消し、リラックスさせます。

 [身体的作用]
 消化器系に作用して、吐き気や消化不良、胃痙攣の症状を和らげます。肝臓に作用して肝硬変やアルコール中毒の症状を改善します。不眠症にも効くといわれます。

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