タンポポ(タンデライオン・タンデリオン):メディカルハーブ・アロマ事典

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タンポポ(タンデライオン・タンデリオン)

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 キク科タンポポ属 (Taraxacum) の多年生植物の総称である。黄色い花を咲かせ、綿の種を作る。なお、英名のdandelionはフランス語で「ライオンの歯」を意味するdent-de-lionに由来するが、これはギザギザした葉がライオンの牙を連想させることによる。

 生命力の強い植物で、アスファルトの裂目から生えることもある。また、セイヨウタンポポは古くからヨーロッパでは食用に供されており、多少の苦味があるがサラダなどにする。また、根を乾燥させたものはコーヒーの代用品として知られている。さらに、茎に含まれる乳液からゴムを採集する所もある。全草を乾燥したものは蒲公英(ほこうえい)という生薬で解熱、発汗、健胃、利尿などの作用がある。 古典園芸植物のひとつで、江戸時代幕末には園芸化され、数十の品種があった。

 皆さんにもなじみ深いタンポポは、胃・肝臓の健全化、解熱、強壮などの多種多用の目的で広く用いられています。

 強力な利尿作用をもち、洗浄効果を発揮するといわれています。タンポポコーヒーとして良く利用され、ビタミンA, C 鉄分、カリウムを含み、強壮興奮、暖下、血液浄化作用がある、肝臓、胆のう、痛風、リュウマチに有効です。ヨーロッパでは「おねしょのハーブ」といわれるほど利尿作用が強く、むくみには効果的です。

 【タンポポコーヒーとして】
 タンポポコーヒーとして飲まれるのは、根の部分です。軽くフライパンでローストし、熱湯を注いでください。タンポポコーヒーの出来上がりです。

 【ハーブティーとして】
 ブレンドの際相性の良いハーブ→ペパーミント

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