ワサビ:メディカルハーブ・アロマ事典

« リンドウ | メディカルハーブ・アロマ事典トップページ | アセビ »

スポンサードリンク

ワサビ

ワサビ.jpg
 ワサビ(山葵)は、アブラナ科ワサビ属の植物。日本原産。食用。独特の刺激性のある香味を持つ。

 日本原産の植物で古来から薬味として珍重されてきた。ツーンと鼻から頭に抜ける厳しい辛さに眼が覚める。さわやかな薄緑と深山を想わせる香りは、刺し身、そば、寿司など和食には無くてはならない物である。

 ワサビは、日本特産で深山幽渓(ゆうけい)に生ずる宿根生草木(そうほん)。  ワサビの語源は、「悪障疼(わるさわりひびく)」の略、「悪舌響(わるしたひびき)」の意味、「鼻迫(はなせめ)」の意味が転じたとするなど、わさびの特長である「鼻につんとくる辛さ」を語源としているが、いずれもこじつけの感が強い。

 その他、ワサビの「わさ」は鼻に走る辛さを表現したもので、「走る」を意味する古語「わしる」と関連づけ、ワサビの「び」を「実(み)」の転といった説があり、他の説よりは自然であるが、正確な語源は未詳である。

スポンサードリンク