ゼラニウム:メディカルハーブ・アロマ事典

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ゼラニウム

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 テンジクアオイ属(Pelargonium)とはフウロソウ科に属する植物の属。

 多年草、多肉植物、低木など約200種がある。テンジクアオイ属の種の大部分は亜熱帯、熱帯に生息して、霜には耐性がない。葉は普通互生で、掌状もしくは羽状である。花は直立した茎の先につき、5枚の花弁がある。花の色や形は様々なものがある。

 精神面の効能では、精神的疲労、ストレスの緩和、不安感、抑うつを取り除く効果があります。

 身体面の効能では、生理痛、生理不順、月経前の緊張やイライラの改善やホルモンのバランスを整える効果があり、血液循環を良くして、冷えや、むくみを改善します。ホルモンのバランスを整えるので、月経と関係のある様々な不調に効能があるとされています。また、免疫効果を高めるとされ、感染症の予防に役立ち、治癒作用を向上させると考えられています。

 【ハーブティーとして】

 ローズゼラニウムティー→ローズゼラニウムは、バラの香りがして、やさしい気持ちになれます。また、ストレートティーに1枚浮かべても楽しいです。ふたつきマグカップに葉を5枚ほど入れて、お湯を注いで、2、3分ふたをします

 【スキンケアとして】
 注意事項としては、強力なのでアトピーの方や敏感肌に方は注意して量を抑え目にするか、他のものを使うほうがいいと思います。

 [香り]
 ミントとバラの香りをあわせたような甘くて思い香り。

 [相性のいい精油]
 アンジェリカ、オレンジ、キャロットシード

 [植物の特徴]
 エッセンシャルオイル(精油)の産地はレユニオン、フランス、スペイン、モロッコなど。高さ60センチほどの草につくピンク色の花と尖った葉から精油を抽出します。

 [芳香剤としての歴史]
 薬剤としての威力はかなり昔から認められていましたが、商業生産が始まったのは19世紀初頭から。現在は香水と石鹸によく使われます。

 [ヒーリング作用]
 強壮作用、血管収縮作用、血糖値低下作用

 [肌への効果]
 皮脂のバランスを整え、肌をしなやかに保ちます。血液の循環をよくするので肌の血色をよくします。

 [精神作用]
 神経系に働きかけることにより不安を抑え、ストレスを軽減します。

 [身体的作用]
 ホルモンの働きを正常化して、月経前緊張や更年期障害の症状を和らげます。また利尿作用やリンパ系を活性化する作用があり、代謝を高めて体内から毒素を排出する助けをします。

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