プチグレン:メディカルハーブ・アロマ事典

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プチグレン

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 昔は未熟な果実から抽出したことから「プチグレン(小さな粒)」の名がつきましたが、ビターオレンジの木の葉と小枝から抽出します。(花からはネロリを抽出)まるでオレンジの木全体を表すかのように、葉のグリーン調、木のウッディ調、果実のシトラス調、花のフローラル調を混ぜ合わせた香り。

 心理的な面で、神経疲労や落ち込みを回復させ、自信をもたせ、心をリフレッシュしてくれます。

 また、体の面では、呼吸、心拍、筋肉などをスローダウンさせ、リラックスさせてくれます。さらに、食欲増進・消化促進作用や、腹部の膨張感を改善し、免疫を強化してくれます。

 その他、美容の面では、デオドラント作用があるので、ニキビや脂性肌に効果があるとされています。

 [香り]
 ウッディーとフローラルの混ざった印象的な香り。

 [相性のいい精油]
 イランイラン、オレンジ、カルダモン

 [植物の特徴]
 原産地は中央アジア。オレンジからとれる3種類のエッセンシャルオイル(精油)の1つで、フランス産の精油が最も高級といわれます。

 [芳香剤としての歴史]
 かつてオレンジの葉はてんかんを治す薬として使われます。現在では医薬品や香水の成分として広く使われています。

 [ヒーリング作用]
 抗うつ作用、鎮痙作用、鎮静作用

 [肌への効果]
 皮膚を強くして、にきびなどの吹き出物などを取り除きます。

 [精神作用]
 感情の起伏を抑え、情緒を安定させます。

 [身体的作用]
 免疫系を刺激する作用があり、体全体の抵抗力を強めます。また神経系の鎮静剤として使われ、心拍を整えたり不安を取り除く作用があります。

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