ギシギシ:メディカルハーブ・アロマ事典

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ギシギシ

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 ギシギシは北海道から沖縄、朝鮮に分布する多年生草本。

 日本全土に分布すし、道ばたによく生えている。おなじみの雑草である。初夏に約1mの茎を伸ばし,ソバに似た花を鈴なりにつける。よく似た植物にスイバ(スカンポ,Rumex acetosa)があるが,スイバの葉の基部が矢尻型になっているのに対して,ギシギシの葉の基部は丸いのが特徴である。どちらも全草にシュウ酸を含む。日本では最近中毒の報告はないが、海外ではナガバギシギシによる羊の中毒,牛の中毒などが報告されている。

 ギシギシはシュウ酸が多く、食べると酸っぱい。ぬるぬるとした若芽はゆでて醤油でいただける。てんぷらにすることもあるが、いずれにせよあまり美味しい草ではない。

 類似種にエゾノギシギシ、ナガバギシギシ、アレチギシギシがある。

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