タジェティーズ:メディカルハーブ・アロマ事典

« チコリ | メディカルハーブ・アロマ事典トップページ | エスタラゴン »

スポンサードリンク

タジェティーズ

Tagetes.jpg
 タジェティーズは、キク科マンジュギク属の、マリーゴールドにた花で、まるでレモンのような、フレッシュな柑橘系の香りがします。この爽やかな香りは香水にふさわしく、インドでは、サンダルウッドに溶かして作る香水がポピュラーです。フレッシュで気持ちが明るくなる香りです。

 タジェティーズはフランスで主として生育していて、「フレンチマリーゴールド」と呼ばれます。タジェティーズの精油は、フランスの香水に広く使用されています。

 また、タコ・ウオノメ、真菌感染症にも効果があるとされています

 [香り]
 柑橘系の甘くフルーティーな香り。

 [相性のいい精油]
 イランイラン、オレンジ、カモミール

 [植物の特徴]
 主にフランスで栽培されています。鮮やかなオレンジ色の花が満開になるのを待って、エッセンシャルオイル(精油)を抽出します。キク科の花なのに柑橘系の香りがする不思議な精油です。

 [芳香剤としての歴史]
 もともと栽培されていた北アフリカでは、ハエ除けに使われました。その後体から毒素を排出する働きも認められるようになりました。現在はフランス製の香水に多用されています。

 [ヒーリング作用]
 血圧降下作用、抗微生物作用、細胞成長促進作用

 [肌への効果]
 傷口の化膿を治癒する働きがあります。

 [精神作用]
 頭脳を明晰にし、感情をコントロールする作用があります。

 [身体的作用]
 耳の感染症に有効といわれ、聴力の改善にも威力があります。気管支を拡張して粘液の分泌を促すほか咳を止める働きもあります。また病原菌を運ぶ蚊やハエをよせつけません。

スポンサードリンク