テレビン:メディカルハーブ・アロマ事典

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テレビン

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 テレビン (マツ科)
 テレピンは松脂、ターペンタインを蒸留することで精油が得られます。ギリシアの医師ヒポクラテスとガレノスは感染症を起こした創傷を治療するため、この精油を使用しました。またテレビンは、ペンキの溶剤や薬剤によく使われています。

 体への働きは、リウマチ、通風、神経痛、筋肉痛、気管支炎、膀胱炎、尿道炎、便秘などに効果があるとされています。

 また、引赤作用、抗リウマチ作用、殺虫作用、止血作用、鎮痛作用、粘液過多治癒作用、利尿作用などがあげられます。

 注意事項として、てんかんの人は使用しない。皮膚感作を起こす可能性があるので、あまりアロマテラピーでは使用されない。

 [香り]
 松に似たフレッシュな香り。

 [相性のいい精油]
 安息香、オリガナム、カンファー

 [植物の特徴]
 原産地はフランスとアメリカ。木の実を蒸留してエッセンシャルオイル(精油)を抽出します。

 [芳香剤としての歴史]
 19世紀のアメリカで大量生産がスタート。ペンキやワニスの溶剤として使われました。現在は薬剤として利用されます。

 [ヒーリング作用]
 引赤作用、駆虫作用、抗リウマチ作用

 [肌への効果]
 感染症を起こした創傷を治します。

 [身体的作用]
 引赤作用と鎮静作用があるため、リウマチや神経痛といった筋肉や骨格のトラブルを癒します。解毒作用もあり、尿路の感染症や腸内の寄生虫退治に効果を発揮します。

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