イモーテル:メディカルハーブ・アロマ事典

« イランイラン | メディカルハーブ・アロマ事典トップページ | エレミ »

スポンサードリンク

イモーテル

immortelle.jpg
 イモーテルとは地中海に面した地方のみに生える黄金色の小さな花を咲かせる植物で岸壁や荒地などでも根を下す生命力を持った植物。この花から抽出されたオイルには、炎症を止めたり、菌の繁殖を防ぐ効果がある為に古代から打撲や感染症治療などの医療用に使われてきたそうです。

 また、イモーテルにはコラーゲン生成を飛躍的に増大させる効果があって傷付いた細胞も修復させる効果もあるとの事です。

 [香り]
 スパイシーでウッディーな香り。

 [相性のいい精油]
 オレンジ、カモミール、ゼラニウム

 [植物の特徴]
 野生の植物でエッセンシャルオイル(精油)の生産地はイタリア、フランス、ユーゴスラビア。種類は多くありますが採集後24時間以内に蒸留すれば、高品質の精油が得られます。

 [芳香剤としての歴史]
 精油の生産が始まったのは20世紀に入ってから。化学的特性が似ているヘリクリサムと一緒に蒸留されることが多くなっています。

 [ヒーリング作用]
 強肝作用、強脾作用、去痰作用

 [肌への効果]
 細胞の新陳代謝を高める働きがあり、にきびや皮膚炎をきれいに治す助けをしてくれます。殺真菌特性があるので水虫にも効きます。

 [精神作用]
 心理的な強い衝撃を和らげてくれます。抗うつ作用もあります。

 [身体的作用]
 新陳代謝を高め、免疫系を活性化させてアレルギーや感染症にかかりにくい体を作ります。また風邪を引いたときには、呼吸を安静にして眠りやすくしてくれる働きがあります。リウマチや頭痛などの痛みにも効き目があります。

スポンサードリンク