シソ:メディカルハーブ・アロマ事典

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シソ

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シソ(紫蘇)は、シソ科シソ属の植物。変種、品種が多く、それらの総称名として「シソ」という場合(便宜上「広義のシソ」ということにする。)と、学名Perilla frutescens var. acutaのことをいう場合(便宜上「狭義のシソ」ということにする。)がある。

 漢方医学では、主に赤紫蘇の葉を「蘇葉」(そよう)または「紫蘇葉」(しそよう)といい、理気薬(気が停滞している状態を改善する薬物、精神を安定させる目的もある)として半夏厚朴湯や香蘇散に配合される。(日本薬局方では、狭義のシソまたはチリメンジソ(学名P. frutescens var. crispa f. crispa)の葉及び枝先を「蘇葉」としている)、成熟した果実を「蘇子」(そし)といい、咳、喘息、便秘などの治療に用いる。

 シソの葉はロズマリン酸という成分を含み、アレルギー疾患に有用として健康食品としても利用されている。

 シソの効用は、防腐作用です。食中毒や魚毒を中和するのに有効で、さしみなど料理についているシソはその為です。またシソの葉には気分を壮快にする働きがあり、ストレスや初期の風邪には、煎じて飲むと効果があります。

 入浴剤として葉を袋に入れて浴槽に入れる方法もあります。体が暖まり、冷え性、肩こり、神経痛、リウマチによいとされています。最近では、花粉症を防ぐハーブとしてよく利用されるようになってきました。シソの葉や種に含まれるポリフェノールが、鼻づまりの原因となるロイコトリエンや、くしゃみや鼻水、目のかゆみを引き起こすヒスタミンの生成を抑えてくれます。

 さらに、抗原が体内に入ったときにできる抗体の生成も抑え、アレルギー反応を抑えてしてくれます。これらの効果は、青ジソよりも赤ジソの方が、また葉よりも種子エキスの方が高い傾向にあります。

 【お料理として】
 料理のアクセントや、薬味などに。

 【お茶として】
 ・葉っぱを細かく粉上にしてさじ1杯で15秒ほど沸かします。
 ・新鮮なシソを葉っぱごとこれでもかというくらいに小さく切り刻み袋に煮出しおくとよりおいしいシソ茶が出来上がります。
 (シソと一緒にショウガやみかんの皮を混ぜるとシソが持つ効果をより高めるそうです。)
 ・お好みではちみつを入れても。

 ちなみに、アメリカで野生しているシソは日本とは異なり、香りも異なる。日本のシソの香りはペリルアルデヒドという化学成分であるのに対し、アメリカのシソではペリラケトンが主成分であり、外見の見分けはつかない。ペリラケトンは肺気腫を起こす毒性があり、家畜が被害を受けることからアメリカでは毒草扱いである。

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