ローズウッド:メディカルハーブ・アロマ事典

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ローズウッド

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 ローズウッドは、アマゾン原産の樹高40mにもおよぶの常緑樹です。別名ボア・デ・ローズと呼ばれています。以前は熱帯雨林の乱伐によって産出されてきましたが、現在ではブラジル政府の監視の管理のもと、1本伐採につき1本植樹を義務付けられています。ローズウッドのエッセンシャルオイルは、ストレス解消などリフレッシュしたいときによく使われます。

 ウッディーとフローラル、両方の香りがします。名前のとおりバラに似た香りがします。身体全体のバランスを保ち、気持ちを明るくします。肌に元気を与えるので、加齢対策や敏感肌のケアに良く、デオドラント作用も優れています。また、気持ちを前向きにしてくれます。

 刺激性や感作性がなく、安全に使えるので子供にも使用できるのがローズウッドの特長の1つです。

 [香り]
 ウッディーでスズランのようなフローラルな香り。

 [相性のいい精油]
 コリアンダー、サンダルウッド、シダーウッド

 [植物の特徴]
 原産地はブラジル。高さ40メートル近くになる木を削り、蒸留してエッセンシャルオイル(精油)を抽出します。

 [芳香剤としての歴史]
 香水として長く使われており、香りのある木材は飾り棚やブラシの材料に使われてきました。ただしブラジルではローズウッドは絶滅の危機に瀕しており、伐採には厳しい規制があります。

 [ヒーリング作用]
 強壮作用、抗うつ作用、催淫作用

 [肌への効果]
 細胞を刺激し、代謝を高めて肌の老化を防ぎ、シワをできにくくします。

 [精神作用]
 中枢神経系を安定化し、精神の疲れを和らげます。

 [身体的作用]
 微生物やウイルスの退治に役立ち、慢性的な病気を治します。とくに頭部に働きかける特性があり、頭痛を和らげたり、海外旅行の時差ぼけを治します。催淫特性も有名で、性的不能などの障害にも一定の効果を示します。

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